ヴァイサラ、試験室の環境記録を管理するViewlinc Cloud Suiteを発表
温湿度などの監視、アラーム、報告、監査証跡をクラウドで扱う新構成。研究向けとGxP向けの2版を2026年第4四半期に提供予定です。
ヴァイサラは2026年10月22日、試験室から規制対象のライフサイエンス施設までを対象とする環境モニタリング製品「Viewlinc Cloud Suite」を発表しました。Professional EditionとGxP Editionを用意し、後者には継続的なバリデーションとGxP文書化の機能を加えるとしています。中国を除く世界の市場で2026年第4四半期に提供予定で、発表時点の個別地域での販売開始日や日本向け契約条件は明記されていません。

温度や湿度などの測定器とクラウド上の記録をつなぎ、リアルタイム監視、警報、報告書、監査証跡を扱う構成です。日本語の公式製品ページでも、環境データの変更防止、転送・保存時の暗号化、更新時の変更記録やリスク評価について説明しています。ただし、これらは製品の説明であり、各試験室の規制適合性を自動的に保証するものではありません。
試験室が導入を検討する際は、対象とする温湿度・差圧などの測定点、校正・警報手順、データ保持期間、権限設定、監査証跡のレビュー、クラウド更新時の変更管理を既存のSOPと照合できます。GxP用途では、自施設の用途に応じたバリデーションと記録の確認が必要です。